Provable security

あぁおこがましい。
先日の師匠との対話でprovable securityという言葉が出てきた。
調べてみるとprovable securityは師匠が言っていたのと別の意味でも使われているらしい。
三菱が提案したMISTYという暗号形式に対する評価レポートにprovable securityという単語が使われている。これは「差分解読法及び線形解読法に対して安全である」ということを意味するそうだ。
手元のO・ゴールドライヒ『現代暗号・確率的証明・擬似乱数*1のp41にも出ているが、文章の意味が分からない。「その論文ごとにprovable securityの意味は違うから気をつけろ。論文を書いたものがきっちり定義してない場合もあるから、尚更な」という趣旨と見た。やはり英語で読んだ方が論理の流れは読み取りやすいのだろうか。悩むところである。
纏まらないままこの項終わり。

*1:ISBN:4431708642