名付け

名付けという行為はとても厄介なものである。表現よりも厄介な気がする。
対象にAという名前を付ける。対象は混沌の海より切り取られ秩序の野に抛り出される。分類であり、区別であり、差別であり、抽出である。
指示とかのことを言ってるんじゃないんだけど、そこに絡んできそうな話であるな、これ。