最近のはてなについての話 その43。 カテゴリの分け方

今回は長いです。
indigojournal [殺・伐・雑・録]@?D 2004/01/24 モノの分け方
カテゴリの分け方には色々ありますが多過ぎるなと思った人は一度見ると良いかもしれない。後、はてなではカテゴリを複数付けられるんだから、カテゴリ分けが難しい記事には二つ以上付けておいた方が良いってのには納得であり、他の人にも推奨。俺も本や漫画の購入記録を付けるときは大抵[book][comic]だなぁ。
さて、はてなダイアリー以外の所謂うぇぶろを書いている人達はどうなんだろうと思ってGoogleで検索してみた。
そういや名前聞いたことあるな程度のten tips for a better weblog@rebecca's pocketを見るも分類法に関しての記述無し。
日本語に絞って検索を掛けるとカテゴリの分け方を再考する@人は感情の生き物だ!という記事を発見する。そこで良い検索キーワードを知った。「blog カテゴリ 分類 難しい」だ。「blog カテゴリ 分類 難しい category」を適当に組み合わせつつ検索を行う。
情報の整理は難しい(1)@Twilight and Horizonという記事を発見。Nucleus CMSではカテゴリを階層的にしか分けられないことを知る。ツールが違えばカテゴリの分け方も違うということか。で、更に検索。

その頃はカテゴリというものをちゃんと分けていたわけでなく、「ノネコの備忘録」というカテゴリに全部を放り込んでいた。しかし十数個そうした記事が溜まってくるとやはり一つのカテゴリじゃ具合が悪くなってくる。それまでの記事をあらためて読み直しているとこのテーマでまとめていけるかな、というのがいくつかあるようなのでそれを別のカテゴリに分けてみた。

つまりぼくはそうやってカテゴリというものを構築していったのだが、几帳面な人だったら最初から「音楽」「グルメ」「ファッション」「IT」というようなカテゴリをつくるのだろう。でもそれでは他の人のウェブログととても似たようなカテゴリしか出来ない。先にカテゴリをつくってしまうと手段と目的が逆転して、そのカテゴリを埋めるための記事を書かなくてはいけなくなる。これでは本末転倒だ。最初に書かなくてはいけないのは、誰かに伝えたい自分の考えや気持ちであって、それが何なのかは後からゆっくり考えてゆけばいい。自分のやりたいことっていうのは自分では意外とわからないものだ。わかってからまとめればいいという自由さがウェブログにはあるのだから、それを活用した方がいいと思う。

ぼくのようなやり方でカテゴリをつくってゆくと他のウェブログサイトとはかなり違ったカテゴリがサイドのナビパートに並ぶことに気がつくだろう。ぼく自身それをやりながら感じたことは、これって自分の解体作業に似ている、ということだった。自分のそれまで気がつかなかった、気がついてはいても明確に意識していたわけではなかった関心領域が、いくつかのカテゴリに切り出されてゆくプロセスなのだ。

と、以上の様な分け方は興味深い。blog::TIAO: ぼくにとってのウェブログも併せて読むと良いと思う。はてなダイアリーはWeb日記文化とうぇぶろ文化の両方の美味しいところを取っていると思う。

Posted by: @sushi at December 11, 2002 07:23 PM

で、まこさんの提案見て思ったのは、例えばBlogrollingのようなものに登録してあるサイトを解析するソフトかなんかで、Blog間相互のリンク状況や、カテゴリ分類の関連性を抽出してVisualizeするみたいなことは面白いかも。と思いました。いま完全にそれをロボット(ソフト)でするのは難しいかもしれないので単なる妄想ですけどね。

そのようなものが例えばVisual Thesaurusのようなインターフェースを通してブラウズできちゃったりとかしたらおもろいなー。

上の記事本文なんかは本当にどうでも良くって、このコメント欄の様なことは実現されていないのかしらん、と考えた。リンク状況はある程度見える形になっていた筈だ。カテゴリ分類の関連性を抽出する方法があれば非常に面白いと思った。

僕は、カテゴリなどで文書を作成するときにあらかじめ指定するという仕組みは余り好きにはなれません。最初はその仕組みでもいいのですが、よほどの強い意志がない限り、そのうち破綻すると思っています。というか、僕は、blog以外常に破綻してきました。でも、ある程度の分類と言うか、ビューの仕組みは必要だと感じて来ました。このソフトは、たぶん、僕の希望をかなえてくれそうです。実行速度を別にすれば、このblogもカテゴリによる分類ではなく、howmのような変な分類の方がいいのかも知れません。

で、破綻する様な人が多いのでこういう風に色々記事が集められる訳だ。で、howm*1の分類法は中々面白いので見ておくと良い。

さるさる日記やエンピツ、メモライズもそうだけど、通常の日記サービスだと、日付でアーカイブ化されているので(これはいわゆるblogツールと呼ばれているbloggerでも同じ)、内容で立ち読みする事がちょっとやっかい。という点。

ここで、MTだと、カテゴリー別でアーカイブ化されてるから、書評がおもしろかったら、booksのカテを見たらいいし、日常雑記がおもしろかったらDiaryのログを遡ればいいワケだ。

確かに、一見さんの気分になれば、カテゴリというものは非常に重宝する。俺が延々と[Recent ?D]とカテゴリ名を付けているのも、そういう理由だ。書いている方にも記事と記事の繋がりが分かり易い。

で、ここから全く関係無い話。

ぁ・あめ率

はてなダイアリーのぁ・あめ住人率は異常

確かに多いかもと思った俺は元らうんじゃ。