すっぽんは亀では無い。

すっぽんの解体を手伝う。鍋になるようだ。土鍋を貸したので少々役得。実に少々だが。

中華料理の筈だったのにな。
すっぽんの話。なぜだかHn氏が前の通りですっぽんを拾ったらしい。車に轢かれるのも可哀想やしなと言って保護したら、首切られてんのな、すっぽん。さて、首切って血抜きした辺りから見始めた。包丁の切れ味が悪いらしく、甲羅が剥がせない様子。野生児Knが*1ナイフを持ってきて強引に甲羅を外す。甲羅と腹を繋ぐ骨とかあるんだね、へぇ。で、大雑把に内臓を取って、右腕、左腕、後脚の三つに分かれた。右腕を引き取って、黄色い脂肪を取り、骨と筋を切り分けた。左腕と後脚はKnが綺麗に切っていた。胆嚢の汁が掛かった点が危惧されたが、洗ったらしい。
土鍋を部屋から持っていった。料理酒と水を鍋に1:1でいれ、甲羅・腕・脚・首・腹・骨周りを入れて、そのまま煮込む。適当に灰汁を取っていた。出汁の味を見るに、酒の味が濃い。そのまま餃子等を食べながら待っていたら、出来たらしい。
コンロに移して、皆で突付く。
初めて食べたけど、淡白な味。腕の周りの皮膚がゼラチン状になっていてこってりと美味しかった。
粗方肉を食べた後、内臓と脂肪を入れる。肝臓と白子と心臓の様だ。
肝は実に美味かった。まったりと舌の上に味が残った。
まぁ飯食いながら、悪食の話するもんじゃないね。蝉は美味しくないという印象しかないなぁ。蝗は食感と味が乖離していてなんだか嫌。

最後に誰だったか女の子が淹れた茉莉花茶を飲んだ。確かに一寸苦いや。

*1:ついついJnと読みたくなる名前だ。気付いたのは俺と同居人5だけってどないやねん