格子の話

1時間50分ほど格子とハッシュ関数 (正確には中で使われる圧縮関数) の話をしてきた.

補足

NIST 2nd Hash Function Workshopに出てるのは,

  • K. Bentahar, D. Page, M-J. O. Saarinen, J. H. Silverman, N. Smart. "LASH."
  • V. Lyubashevsky, D. Micciancio, C. Peikert, A. Rosen. "Provably Secure FFT Hashing."

の二つ. LASHはあんまり応援していない. ところどころ嘘が書いてある点と格子ベースのハッシュ関数の最新の結果を追ってない点がよろしくない.
あと格子ベースの圧縮関数のインデックスA \in (\mathbb{Z}_q^n)^mはブロック長m/メッセージ長m-nのq進符号のエラー検査行列と見ることも出来る. ということで関連研究として, 2進符号ベースのハッシュ関数を扱った

  • D. Augot, M. Finiasz, N. Sendrier. "A family of fast syndrome based cryptographic hash functions." (MyCrypt 2005)

もどうぞ.