RSA暗号の解読プロジェクト

正確には解読ではなく, 秘密鍵を求めたいようです. なので, 実質, 素因数分解したいらしい.
カスペルスキー、恐喝ウイルスの暗号解読を目指す大規模な取り組みを開始へ:ニュース - CNET Japan
2年前に登場してた人のファイルを勝手に暗号化しちゃうコンピュータウィルスの話.
2年前のバージョンだと

Gpcodeウイルスが初めて発見されたのは2006年のことだ。Kasperky Labはブログの中で、「われわれは2006年に、自由に使えるデータを詳細に分析した結果、プライベートキーの入手に成功した」と述べ、さらに次のように続けている。「しかし、われわれがこれまでに『クラック』できたRSAキーの長さは最長で660ビットだ。それも、そのキーの作成者が暗号化アルゴリズムを実装する際にいくつかのミスを犯していたために解読できた」

と鍵長が短く相手のミスもあったので秘密鍵を得られたらしいと. しかし, 最近のバージョンでは,

Kaspersky Labは先週、Ransomware型のGpcodeウイルスの新版を発見したと発表した。このウイルスに感染すると、基本的に被害者は身代金を支払うまでデータを人質に取られてしまう。同ウイルスは、1024ビット鍵のRSAアルゴリズムを使ってハードドライブ内のファイルを暗号化する。

とまぁ, 1024ビットになってしまったそうです.
ということなので, あの辺とかあの辺とかLenstraとかが参加すると良いんじゃないかと思いました. いや真面目な話.