最近の格子話
2008年9月以降だとこんな感じですかね.
- 一般の格子
- イデアル格子
- IND-CCA2 PKE (modular GGH, w/ quantum reduction) (ePrint)
- EUF-CMA Sig w/ RO (ePrint)
- EUF-CMA Sig w/o RO (??) (Manuscript)
- SID-IND-ANON-CPA HIBE w/o RO (??) (Manuscript)
それぞれの下2つはついさっきPeikertが公表してた. 実はBonehAgrawalとBoyenがIBEをCash, Hofheinz, KiltzがHIBEを研究していたらしいけど.
一応, イデアル版の下2つの証明が通るかどうか確認しておくか. Bonsai Tree
って名前はまぁいいか.
そろそろ逆輸入が始まりそうだなぁ.
補遺
- Peikert “Bonsai Trees (or, Arboriculture in Lattice-Based Cryptography).” (ePrint 2009/359)
- Cash, Hofheinz, Kiltz “How to Delegate a Lattice Basis.” (ePrint 2009/351)
Peikertの方は抽象化して書いてある. テクニカルな部分を他に押し付けているとも言う.
CHKの方ではちゃんとサンプリングの方法にも言及しており多少細かい解析が載っている. ただしこちらはイデアル格子版についての言及がない.