久しぶりにこのカテゴリを使うな。適当に現代における暗号について纏めることにする。
暗号の研究をゴールドライヒ*1に従って分類してみると、以下の様になる。

  1. 定義に関する研究
  2. 構成法に関する研究
    1. 実現可能性に関する研究
    2. パラダイムと構成法に関する研究
    3. 方式の研究

ふむ。分かり難い。
今日は定義の話だけする。
暗号とはどういうものか。暗号とは何か。何が安全な暗号方式なのか。これらをきっちりと定義しておこうという話。付随して計算量・一方向性関数・計算量的識別不可能性・シミュレーションパラダイム擬似乱数も定義し、それらの間の関係もはっきりとさせなくてはいけない。
あぁ、ややこしい。

*1:O.ゴールドライヒ『現代暗号・確率的証明・擬似乱数』ISBN:4431708642