著作権の話

Yahooのニュースは消えるだろうから、一旦転載しておく。

「はてな」が利用規約を変更、個人情報の登録や日記内容の利用を可能に

日記、アンテナ、人力検索などを含めたblog系の巨大サイト「はてな」が、11月15日より利用規約を変更する。これによって、個人情報の登録や、その情報を「はてな」が利用することについての許諾を必須となる。また、ユーザ個人が「はてな」に書いた日記の内容の著作権は「はてな」が保有するが、その内容によってトラブルが発生した場合は、ユーザ個人の責任となる。
利用規約の改定において、「はてな」では以前から数回にわたり利用者から意見を集めており、利用規約やプライバシーポリシーに関する意見の概要などは、すべて「はてな」のサイト上で閲覧することができる。広くユーザの意見を取り入れるのは規約の改定に有効で、そのためユーザとのトラブルも発生していない。blogやSNSソーシャル・ネットワーキング・サービス)は人気が高く、利用ユーザも大幅に増加しているが、とかくプライベートな情報を掲載しがちなため、ユーザそれぞれの心構えが重要だ。

公式見解出てるので以下、引用。

ご意見を多数頂きました著作権に関する内容については、以下の変更を行いました。

  • 商用利用の事前承諾は不要としました
  • 公衆送信権は日記作者に残り、はてながサービスを運用する上で必要となる権利の許諾を非独占的にはてなに対して行っていただくものしました
  • 日記の情報が掲載される形態は、RSSなど多岐に渡るため、著作者人格権を行使しない旨の条項を加えました

商用利用の事前承認については、当初、はてなダイアリーを用いて作成されたテキストの外部販売等を行われる際に、弊社にご一報頂きたいという趣旨で入れておりましたが、実際の運用では、既に雑誌社と日記作者との直接交渉による紙面掲載等が行われており、また、今後の商用利用においても、作者の方々にご不便をおかけするよりは、魅力的な内容をはてな上で展開いただくことを目的としたいと考えました。
公衆送信権については、8月19日のコメント欄で若干ご説明したとおり、はてながウェブサイトを運営する上で必要な範囲の権利を明確化したいという意図で明記させていただいておりましたが、一部表現が不適切でした。著作権は日記作者に残り、はてなに許諾を頂くという内容に変更いたしました。
その他、各種文言や内容変更についてのご意見を頂き、全体的な規約の見直しを行っております。

こっから、11月1日に利用規約が改定されるまで、文言は変わっていない筈だ。

3.ユーザーは、はてなダイアリーおよびはてなグループにおいて自己が作成した日記の内容および、はてなグループの有料オプションを利用しているグループのキーワードの内容について、著作権を有するものとします。

という訳でYahooが(正確にはScanが)誤報を垂れ流しているので、さっさと連絡取った方が良いかと。変にユーザーが混乱してる。

上の鰯で、近藤社長からフォローが入ったようで、一安心。