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ノーベル賞まで話を大きくしなくても、現代の中国がいかにサイエンティストとエンジニアにとって砂漠なのかは、サイエンティストではないがエンジニアの私にもよくわかる。
さてはて.
それはさておき, ブックマークの方で共産主義と科学という例ではソ連が科学的に成功していた例が出ている. 中国の話をしてみよう.
中国が (サイエンス) 不毛の地ということの傍証はノーベル賞受賞者0という点だけなので, 逆の例を挙げてみたい.
- 例えばチューリング賞を受賞したA.C.C. Yaoは精華大学に移籍している.
- Wang Xiaoyunは当然中国出身で現在も活発に活動している.
- 最近は会議も論文数も多い.
- 論文数についてはアメリカについて2位であるらしい (参考:半世紀議論が遅い>『日本語が亡びるとき』 - かたつむりは電子図書館の夢をみるか).
ということで科学・工学・医学の分野では中国の研究活動は活発であると思われる.
まぁ論文は数出せば偉いってわけじゃないんですけどね. 私の分野でもダメ論文多いですから.
あと, インドに関しても論文数はだいぶ多くなってきている筈. 暗号だとINDOCRYPTはそこそこ盛況ですね.