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講談社が出してるML「ミステリーの館」2003年5月号を読んでいたら大変なことが。

そして……ここで突然ですが、太田の小部屋“史上最大”のニュースです!

なんと、私、太田が編集長の新しい文芸雑誌が生まれます!

新雑誌の名前は「ファウスト」。おなじみ「メフィスト」の兄弟誌……ですが、兄も思わずまっさおになるくらいに見どころ・読みどころが満載の弟になる予定です。

第一号は編集長の太田がひとりきりで編集するノベルスサイズの増刊号としてスタートを切ります。刊行はいまのところ今年秋の予定ですが、それに先駆けて、ミス館の読者であるあなたに「メールマガジンファウスト」をお届けしていきたいと思います。コンセプトは「ガラス張りの編集部から送られてくる手紙雑誌」です。

ご登録、よろしくお願い申し上げます。

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そういえば、あともうひとつ。たしか6月から佐藤友哉さんのインターネット連載がおなじく講談社BOOK倶楽部にて始まる予定、らしいです。タイトルは「鏡姉妹の飛ぶ教室」……だったでしょうか。続報は次号で。

良かったな、講談社から仕事がきて。しかし担当替わったのかしら、この言い草だと。

Scalar Wave

神岡日記@?D 2003/05/03 スカラー波の生みの親。 12:35経由で発見。
発明超人ニコラ・テスラ スカラー波について、ちょっと解説(5.2)参照すると良かれかと。

ベアデンは1970年代、テスラの弟子を自認するオカルティスト、ヘンリー・モレイを通してテスラの理論を再発見し、これを重力にまで拡張した「スカラー電磁重力理論」を提唱した。ベアデンによれば、スカラー波は四次元空間に存在し、高速に振動する波であり、エネルギーである。

そういえば疑問なんだけれども、wittgensteinウィトゲンシュタインヴィトゲンシュタインのどっちで登録されているのだろうか。ドイツ風に読めばヴィトゲンシュタインなのだけれども。
Max Weberも気になるところです。ウェーバー派とヴェーバー派どっちが多いのやら。

そういえば今更受けている計算論では正規表現なぞやっている。後期には計算量の話に行くと思うのだが。計算量というかは、マシンと言語クラスの対応。BPPとか出てくるのかしら。はてさて。

で、例の論文の話。M. Ajtai and C. Dwork, "A Public-Key Cryptosystem with Worst-Case/Average-Case Equivalence" って実は三部に分かれていた。"A Public-Key Cryptosystem with Worst-Case/Average-Case Equivalence (Extended Abstract)"と"Appendix1 Lattice-Based Cryptography"と"Appendix2 A Public-Key Cryptosystem with Worst-Case/Average-Case Equivalence"。で、Extended AbstractのAbstract見ると結構面白いことが書いてあったり。

Our approach also yields a conceptually simple and extremely natural pseudo-random generator.

ってあぁた。
Extended Abstractでざっと説明して、Appendix1で暗号生成を考察して、Appendix2で細かく証明すると言った具合か。