ABAの殺人

ABAの殺人 (創元推理文庫 167-4)

ABAの殺人 (創元推理文庫 167-4)


アシモフのミステリ。訳があんまりにもあんまりなので素直に『黒後家蜘蛛』読んどきなさい。訳がどれくらい酷いかだけど、一人が発言している中で、だ・ある調とです・ます調が混じる位には酷い。古風な女性と男性の会話で、交互に喋っているのに、女性の方が二連続で喋っていると勘違いしてしまうくらいには酷い。現代では、このネタ一つで長編作られても。ネタ自体は結構綺麗。訳に対する不満で感想が埋まってしまう。これだと。(200字)
あ、補足。発売日が2000年と新しいように見えるが、実は1979年初版。