古いのみつけた

WCC 2001で発表されているもの.
http://dx.doi.org/10.1016/S1571-0653(04)00192-1
P. Solé, C. Charnes, and B. Martin “A lattice-based McEliece scheme for encryption and signature” (Electronic Notes in Discrete Mathematics, Volume 6, April 2001, Pages 402-411)
GGH, Cai-Cusick, Tensor-based CVPのような格子公開鍵暗号の傍流の1つ. 偶然見つけた.
McEliece暗号だと, GをGoppa符号の生成行列, Sを正則な行列, Pを置換行列として, pk = SGPです. 平文をpkで符号化して大きめのエラーをくっつけて送るというのがアイデア.
で, この論文だと, Gのところに格子の基底を突っ込んで, SをUnimodular行列, Pを適当な正規直交行列として, pk = SGP. ハミング距離の代わりにユークリッド距離で見ているので適当な長さ以下のエラーベクトルを送ると.
復号どないすんねん(;´Д`)と思ったら適当に良い基底を使っているので大丈夫という話だった. まんまGGH暗号じゃないすか, これ(;´Д`) けど参考文献見るとGGHを引いてない. どういうこった.