最低限の長さ

ref:http://d.hatena.ne.jp/sinden/20080712/1215873089
1文字で文学が成立するかどうかとかその辺りの長さの議論についての適当な連想. リンク先の記事との関連性は薄い.

思うに, 何も書いて無い紙を渡されて, 「これが文学だ」というのも一時なら通用したのではなかろうか. それこそジョンケージみたいに. (今, それが通用するかどうかは知らん).

1文字でも芸術としては成立するだろう. ただ, その場合においては文学では無く, ちょっと外れて, どちらかというとタイポグラフィになるのではないか. ただ1文字でもイメージを喚起する文字というのは十分にある. 例として, 白い紙に上手く「ぬ」が明朝体で配置されているとすると, そこに美を感じることもあるだろう. また, 「石水」(1文字) という字には割と長い意味があり, 漢字を使うとそこに色々意味が入っているので, 文学になりえるのではないかと思った.